薬剤師の仕事は投薬ロボットや調剤マシーンに置き換わる?

最近では薬局内調剤の様々な業務をロボットや機械が手伝っている。

散剤や水剤を作るマシーン、軟膏を混ぜてくれる機械、自動一包化機械など、薬局内での薬剤師の調剤業務は機械の力でどんどんしやすく、裏の返せば少なくなってきている。 

 そんな中、毎日の業務の中で1つ思うこと。

あまりにも定型化されてない人の会話や話方まで、ロボットが分かるのだろうか。

この前、ロボットをホテルのフロントに配置していることで有名な某会社が、 ロボットの不具合によるクレームが多かったことで、ロボットの代わりに人を多く採用したとの記事を見たが、

何千種類もある薬の説明よりも簡単なはずのホテルチェックインだけでも難しいということはかなりのおどろきだった。

人はロボットほど賢くない。ロボットのように整理整頓して話すことは難しい。人間は賢くないからこそ、人にケアしてもらう必要があるのではないかと思う。これからの薬剤師には人を理解する力、人に伝えられるコミュニケーション能力、また患者さんとの信頼関係の構築こそが必要なのではないかと思う。