腰痛や肩こりに効く漢方薬には
ストレスが多いと腰が痛くなることはありませんか?
ストレスが多くなると、腰の筋肉が固まりやすくなり、血流の流れも悪くなるので、血行の悪さから腰痛や肩こりも出やすくなるのです。
また漢方では腎虚という言葉がありますが、体の全体の気力にかかわる腎の働きが悪いことを言います。
このような腰痛や肩こりを改善することには、体の血流を良くすることと、ストレスを和らげこと、腎の気力を補うことが大事なので、漢方薬として補中益気湯がおすすめです。
現代医学での腎の働きは、尿の排出として様々な物質の排出に関わると言われていますが、
漢方での腎の働きは体の全体の気力に関わると思われているのです。
補中益気湯に入っている漢方薬を調べると、
人参(滋養強壮作用)
白朮 (消化管内の水分代謝の異常を改善し、胃腸障害改善)
黄耆(滋養強壮作用)
当帰 (血流改善により生理異常、貧血、自律神経の乱れなどを改善)
柴胡 (肝鬱改善による気鬱や食欲改善)
陳皮(胃腸の働きをよくする)
大棗 (緩和、強壮、利尿、精神安定作用)
生姜(胃腸の働きをよくする)
甘草 (抗胃潰瘍、肝機能改善作用)
升麻 (のどの痛み、痔に効く)
となりますので、気力を補いまた血流を良くするので、腰痛や肩こりにももちろん、胃腸障害やひどい疲れの改善に効くことも分かります。
腰痛の改善に効く薬はほとんどが痛み止めの薬になるので、漢方薬で効くとなると大変良いと思います。
それ以外にストレッチやマッサージなどを加えると血行の改善になるので、より良いでしょう。
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