オメガ3は魚由来より植物性の亜麻仁オイルから取りましょう

魚に入ってる不飽和脂肪酸として有名なオメガ3。

血液をサラサラにしてくれる効果や、

またEPA&DHAの効能により、記憶力や頭を使う時にも効き目があると言われています。

魚に多く入っているオメガ3は良質な油であることは間違いないですが、

最近は海の汚染のため、そのリスクも注目されています。

香港食物環境衛生署食物安全センターの研究では

長鎖n-3系多価不飽和脂肪酸(オメガ3)の含有量が多い魚のスープで

メチル水銀又はダイオキシン類の含有量が、油分の少ない魚のスープより多いことが分かりました。ただし、健康に影響が出るほどではないので、取った時の利点の方が良いという研究結果になりました。

WHO でもメチル水銀を「主要な公衆衛生上の懸念トップ 10 化合物」と決めていて、

魚介類のメチル水銀のリスクとオメガ3のベネフィットの研究から、
メチル水銀が少なく、オメガ 3 脂肪酸の多いものを選択するように指摘しています。

少量だと大丈夫かも知れませんが、メチル水銀やダイオキシン類は一回体に蓄積されると体の外に出づらい性質があるので、できるだけ控えたいものにはなりますね。

そのため、私は何年前から魚由来のオメガ3をやめて、

オメガ3の摂取源植物性由来の亜麻仁オイルに変えています。

この亜麻仁オイル、メインはオメガ3ですが、実はオメガ9(オレイン酸)も豊富に 入っていて、血液中の悪玉コレステロールを減らす働きもあるので、血液サラサラ効果をより補助してくれるのです。

また体内で女性ホルモンと似た働きをしてくれるリグナンの成分により、

更年期症状にも効果があると言われています。

そのままのオイルをバルサミコ酢などと混ぜ、ドレッシングにするのも良いですが、サプリで手軽く取れるものも多く出てるので、毎日のサプリとして欠かせません。

良質な油で、酸化しやすいため開けたらできるだけ早めに消化するようにしましょう。